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ゾンビ・ストリッパーズ

◆金髪美女がゾンビ化してストリップダンス(75点)

 男は女のハダカが好きだ。とくに、金髪で痩せてる巨乳とくれば、これはもう全男のあこがれである。ちなみにこの文章には、私の個人的願望などは決して含まれていない。

 そこに「ゾンビ・ストリッパーズ」(94分/アメリカ)なる映画の試写状が届いた。ゾンビはともかくストリッパーとくれば、これは見に行かないわけにはいかない。だが、試写室で私が見たものは、事前の想像を超えたとんでもない代物だった。

 近未来、ブッシュ政権4期目を迎えたアメリカ合衆国は、対テロ戦争を次々拡大。いまや地球上のほとんどすべての国と戦っていた。さすがの米軍も兵士不足となり、苦悩する軍産複合体はゾンビウィルスを開発。死んだ者をよみがえらせる事にした。

 はたしてどこから突っ込めばいいのかわからない、見事なおバカストーリーである。ゾンビとストリップだけでもお腹いっぱいなのに、社会批判やら反戦テーマまで詰め込むのだからたまらない。しかも冒頭の社会派ムードは、場末のストリップ小屋にゾンビ菌が感染してからは、単なるコメディ&スプラッタホラーに様変わり。

 当初の設定などすっかり忘れ去られたか……と思いきや、終盤に何の脈絡もなく復活し、登場人物が大声でブッシュ政権を批判し始めるのだから無茶苦茶である。

 ストリップハウスのオーナー役は、ロバート・イングランド。エルム街のフレディ役でおなじみの、ホラー界の重鎮だ。その相手役、人気ストリッパーを演じるのはジェナ・ジェイムソン。スリムなブロンド娘でEカップとくれば、これは期待するほかないが、それを裏切らぬ見せまくり、オッパイの大盤振る舞い状態に感涙だ。

 なにしろ彼女はアメリカポルノ界一のスター女優。元ストリッパーとして人気を博しただけあって、ポールダンスはお手の物。自分(の巨乳)を一番キレイにみせる角度を知り尽くしたその道のプロである。

 ポルノスターとホラースターの競演という、これ以上ないアクの強いキャスティングにより、トンデモ極まりないストーリーも大いに華やいだ。男なら見逃せない、でも奥サマには内緒の一品である。


■作品データ
ゾンビ・ストリッパーズ
ZOMBIE STRIPPERS
2008年10月11日(土)より銀座シネパトスほか全国順次ロードショー!
2008年/アメリカ/カラー/94分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

スタッフ
監督・脚本・撮影:ジェイ・リー

キャスト
ジェナ・ジェイムソン
ロバート・イングランド
ティト・オーティズ




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